- 就は女遊びが原因で妻・優子に出て行かれ、今は独り身のしがないサラリーマン。そこへ白衣姿のデリヘル嬢・みゆきが訪ねてくる。余命半年の患者という設定で、みゆきに愛されるというプレイを楽しむ。事後、就は余命半年は本当の事で、自分に高額の保険があるが受取人がいないと嘘をつく。みゆきは大金目当てで就に懐いてしまう。嘘で簡単に女を…
- 大学院生のるりの父・和彦は十年も単身赴任中、母・みゆきは専業主婦だ。父には赴任先の大阪に女がいるらしく、年甲斐もなく少女趣味な服を着ている母の姿は寂しさの象徴でしかなかった。るりは准教授・谷原と不倫関係にある。妊娠したかもしれないと谷原に告白すると、冷めた態度だった。和彦はみゆきとの結婚記念日に帰ってくる予定だった。和…
- 下着販売員・可南子は「結の日」を有意義に過ごすため起床すると、エプロン姿の元セフレ・修二が朝食の用意をしていた。出社すると社長・大村と地味なお局・志津枝の二人だけがいた。今日は結の日だから仕事はしなくても良いという大村。それは、政府が2年前に制定した人間の絆を大切にしようと創った休日だった。可南子は変わらず営業に向かう…
- 大学を出たばかりの由美は黄金商事という会社で面接を受ける。人事担当・木村に気に入られ即、めでたく入社。由美は事務の部署でデータ入力の仕事を任されるのだった。ある日、由美のデスク近くにあった、会社の商品・ダイヤモンドが紛失。木村は由美に「どこへやった!?」と詰め寄る。身に覚えのない由美は潔白を訴えるが、信じてもらえない。そ…
- 男運のない自分の生活に疲れ果て、結婚詐欺で財産を失った彩乃は姉夫婦の営むペンションへと足を向けていた。姉・冴子は一年前に病気で他界し、義兄の亮太が一人で運営している。冴子は死ぬ間際に、一周忌が終わるまで他の人を好きにならず、誰ともエッチしないでと亮太に告げた。彩乃が冴子の墓石に手を合わせ、お姉ちゃんの所へ行きたいと呟く…